わたしはいい子。

アダルトチルドレンの30代独身女の雑記

目を逸らさないで見てほしい。鮮烈なこどもへの虐待映画 7選

「自分の子供がこんな目にあうかと思うとみていられない。」

という声が多いですし、嫌な気持ちにもなります。

でも…もっともっと、沢山のより映像化できないような酷く、残虐な事は起きています。

私個人の問題とはまたスケールが違いますが、種類は同じなので、観てほしいです。

ここに描かれている事以上に酷い現実があることも事実です。

 

「子宮に沈める」

 

大阪市西区であった、大阪2児餓死事件をモチーフにしてつくられた映画です。

まだ幼い3歳の女の子がお母さんが帰ってくるのを健気に待ちながら、1歳の弟の世話をしている姿が辛く悲しいです。BGMはなく、終始無音で、生活音と声のみ。リアリティがあり、そして女の子の無垢な演技に心しめつけられます。

 

「誰も知らない」

巣鴨子供置き去り事件をモチーフにつくられた映画です。過酷な中でも弟、妹の世話をする長男の男の子の目線で描かれています。育児放棄された母の代わりに毎日の食事をどうにかして手に入れる、子供の無力さを目の当たりにします。出生届のない戸籍がない子供たちを淡々と描いてゆきます。なぜ、なくならないのか。なぜ、起こってしまうのか、被害に遭った子供たちの明るい未来は保障してくれる機関があるのか?…ないですよね。だって、刑務所に入ってる人たちはみんなそうじゃないかなって思うんです。

 

「トガニ 幼き瞳の告発」

 

 韓国の光州のろうあ者福祉施設・光州インファ学校で2000年から2005年にかけて行われた入所児童に対する性的虐待と、それを施設や地域ぐるみで隠蔽していた実在する事件の法廷劇です。被害を訴える法廷での話せない女の子の手話が…涙します。

「頑張ったね」って言ってあげたい。

白い霧の街、ムジンでの養護学校のノンフィクションの話。「真実や倫理に白い霧がかかる」という比喩ですかな、とも思いました。

出てくる被害者の子供達を全力で守りたくなる、勧善懲悪のノンフィクション。癒着で身寄りの無く、立場が弱い子供を選んで性的・身体的虐待するペドフィリア達。ペドフィリアはどうしたらこの世から消えてくれるんでしょう。重くて観てて辛いけれど、観るべき。

しかし、この映画を観て憤りを感じた人がとても多く、「トガニ法」が制定された事はとても良い出来事だ。それだけ大勢の人の心を動かす力があります。韓国人の方々の行動力を見習わないとな、と思わせられます。

韓国映画独特の鮮烈で容赦ない表現は、心にささり、何日もつっかえる。そこがいいところだ。

  

「ハン・ゴンジュ 17歳の涙」

韓国であった悲惨な、密陽女子中学生集団性暴行事件という女子中学生に対する集団強姦事件を描いたお話。
被害者らは4人から10人に輪姦され、金品をも巻き上げられ続け、個人情報をもネットに流された…。本当にひどくて、精神的に不安定な時はお控えくださいね…。ここで紹介している作品すべてですが。事件を機に転校を与儀なくされるゴンジュですが、そこにも過去から逃れられない、事が待っていました。家族・学校のクラスメイト・教師…彼女の味方に純粋になる人がいれば…そんな気持ちになる映画です。

 

「闇の子供たち」

梁石日さんの小説を原作にした、タイで行われている臓器移植を目的とした幼い子供たちの人身売買や幼児売買春を描いた映画です。お金持ちの家の子供が生きることができ、お金のない家の子供は生きることもできないのか…。そして、幼児の売春を行う闇の実態を明るみに出した映画です。映画でも子供たちが辛い場面は目をふせてしまいそうになりますが、小説はもっと過激です。先進国の恥さらしが「売春ツアー」だとはしゃいで、タイには沢山訪れるのですね…。アホです。エイズで治療もされずに捨てられる子供や、ボロボロになりながらもふるさとに帰る少女…。胸がはりさけそうになります。マフィアもマフィアですが、需要があるから供給がある。もっともっと闇に光を。

 

「母さんがどんなに僕を嫌いでも」

歌川たいじによるコミックエッセイが実写化となり、現在ちょうど、上映が終わったところでしょうか。5歳の頃から母親からの暴力を受け、9歳で施設に入所させられた主人公の心の支えは「ばあちゃん」。そんなばあちゃんを頼りに生きづらい生活を送っていたが、職を得てからもPTSDに悩まされ続けて中々思う様にはいかない。ばあちゃんの余命がわずかな事を知り、母と向き合う決心をする主人公の産まれ直しのお話です。すれ違っていても、間違っていても、愛がない事はないから。と光さす言葉がいっぱいつまった映画です。一番好きな言葉は主人公の友達の「気付いた方から変わるんだ。親とか子とか関係ない」です。

 

「プレシャス」

小説『プッシュ』の実写映画化です。こちらの作品は当時、話題になり,精神多数の映画賞で受賞しました。過酷な環境下で日々を生きる16歳の少女がとある教師に出会い、導かれて、生きる事への希望や楽しみなどが実感できる元気の出る映画です(まだ、ここで紹介した作品の中では…)。彼女は妊娠しているのだが、そのお腹の子は現在同居している実の父親の子供です。母親からは、守られる事なく、女性の嫉妬で言葉や暴力の虐待を受けていました。最低な親です。学校を退学になってしまったプレシャスはフリースクールに通い始め、そこで先生と出会い、学ぶこと・愛などの楽しみや慈しみを知ります。彼女はお腹の子供とどんな一歩を進むのでしょうか…。ここまで、逆境で前を向けるって、強いです、プレシャス。

 

以上です。

是非、ほぼ旧作なので、VODでもあると思いますので観てください。

目を逸らさず、真実をみる事も大切です。そこで気づける何かはきっとあります。

そして、それだけ、小さな頃の体験は人の人生を左右する大切なひと時なのだなあ、と身をもって知り、他の人の人生をたどって知ります。