わたしはいい子。

アダルトチルドレンの30代独身女の雑記

酔った父が嫌い

酔った父が小さな頃から嫌いだった。

法則が不規則で予想がつかない。

そういう所が「お酒に酔う」という事を知らない幼かった私には嫌だった。

 

明るく帰ってきて、つかまえられ、離して!といっても離してくれず、油ぎった肌と臭い息で顔を近づけてヒゲをじょりじょりされて大泣きする。泣いてもやめてくれなかった。

 

だから、父が帰ってくるまでに寝室に急いで行った。姉が犠牲になった時は少しほっとした。

 

また、悪酔いをしている時は、もっと酷かった。

幼稚園の年長ともなると生意気な口を叩くようになる。

そんな時に父に言い返すと、バチン!と頰を叩かれた。父は大人しい姉妹をよく叩いた。

 

私が高校でデザイン科のある工業高校に行きたいと行った時も、一般教科をちゃんと終えてからにしろ!と夕食時にビンタされた。もちろん父はその時も悪酔いしていた。

 

姉が父に生意気な口をきいた、大学生の時だった。その時も夕食時だった。

もう思春期で、叩かないと分からない年齢ではない。そんな時に姉が悪酔いしている父に生意気な口をきいた。年頃の娘ならよくある事だと思っている。

そんな姉に「お父さんに向かってなんていう口の聞き方をしてるんや!」と姉の胸ぐらを掴んで、姉はつま先がギリギリ地面についている状態だった。父に首をしめられていた。

母が、気づいて「アンタ、なにしてんの!」と父を止めに入るが、父の怒りが止まる事がなく、母が思いっきりひっぱり、姉と父を引き剥がした。父の上のカッターシャツのボタンが全部取れている。

姉は座り込んで20歳なのに、大泣きしている。

私はその光景をじっとみていた。

何もできないし、動けなかった。怖かった。

その事は今ではもうなかったかのようになっているが、私の頭には細かく刻まれ、その父のやった事は忘れる事はないだろう。

今何故、姉は父と仲良くしているのか私には分からない。

あれは普通ではない。

 

アル中ではないが、

毎日沢山飲み、眠れなかったら飲み、アルコールの併用不可の常備薬とも平然と飲んでいる。

そんな父は死ぬ事がこわいんだという様に、薬を毎日沢山飲んでいる。

 

抗不安剤、降圧剤、心臓の痛みを止める薬、鼻炎の薬、糖尿病の薬、腰の痛みを和らげる鎮痛剤。

 

私は時々、実家に帰って、彼が服用する薬に異常性を感じる。